生命保険募集人資格をわかりやすく解説|一般課程試験の内容・合格率・難易度まとめ

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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの hiro です。

生命保険募集人という資格をご存じでしょうか。

生命保険の募集(販売)を行うために必要な資格で、保険営業に携わる場合は必ず取得することになります。

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わたし自身も生命保険業界に身を置くなかで、当然に「生命保険募集人(応用課程)」の資格を取得しています

この資格はあくまでスタートラインという位置づけです。とはいえ、実務に直結する知識がまとまっているのが特徴のです。

この記事では、生命保険募集人資格の基本から一般課程試験の内容や難易度、学習の進め方までをわかりやすくまとめました。

この記事はこんな方におすすめ
  • これから生命保険募集人資格の取得を目指している
  • 一般課程試験の内容や難易度を知りたい
  • 資格の全体像を整理しておきたい

これから受験を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

\ この記事を書いた人 /

・1級FP技能士
・CFP®認定
・金融業界在籍29年
・営業職28年経験
長年培った知識・技術・経験を基に情報発信します。

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運営者 FP hiro

目次

生命保険募集人資格とは?

生命保険募集人資格は、生命保険会社や保険代理店の営業社員、保険ショップの販売スタッフなど生命保険を募集(販売)する人が必ず取得する資格です。

生命保険の販売は誰でもできるわけではなく、生命保険協会が実施する一般課程試験に合格し、内閣総理大臣(金融庁長官に権限を委任)の登録を受けてはじめて可能になります。

一般社団法人生命保険協会【公式ホームページ】

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まずは、資格の基本を押さえておきましょう。

生命保険募集人資格の役割

生命保険募集人資格は、保険を適切に案内できる人であることを示すための資格です。

生命保険は仕組みが複雑な商品のため、基本的な知識を身につけたうえで、お客さまに説明できる状態が求められます。その確認としてこの資格制度が設けられています。

試験の難易度はそれほど高くありませんが、ここで学ぶ内容は実際の営業にもつながります。まずはスタートラインとして押さえておきたい資格です。

募集人資格の体系

生命保険を募集(販売)するために必要となる生命保険募集人の業界共通教育課程を紹介します。

STEP
一般課程

一般課程試験では、生命保険の基礎知識を修得することを目的とされています。

試験の前後には基礎研修や登録後研修が設けられていて、基本的な流れは以下のとおりです。

所定の基礎研修等→一般課程試験→登録→登録後研修等

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これで晴れて生命募集人として生命保険の募集(販売)業務を行うことができます。

STEP
専門課程(ライフ・コンサルタント)

一般課程で修得した基礎知識に、専門知識や周辺知識が加わり、顧客への対応力を高めることを目的とされています。

変額年金保険販売資格・外貨建保険販売資格の取得には、生命保険募集人であることに加えて専門課程試験の合格が求められるため、外貨建て商品などを扱う場合は、この段階までの取得を目指しておきたいところです。

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普段から生命保険業務に携わっている方であれば大きく苦戦することはありませんが、まったく対策をせずに受験するのはリスクがあります。

また、複数の保険会社の商品を扱う保険代理店では、専門課程の合格者が一人以上在籍する必要がある点も押さえておきましょう。

STEP
応用課程(シニア・ライフ・コンサルタント)

専門課程で修得した知識に加え、応用力や実践力を高め、顧客サービスに必要な幅広い知識を修得することを目的としています。

必須の資格ではありませんが、多くの生命保険会社で取得が推奨されています。

STEP
生命保険大学課程(トータル・ライフ・コンサルタント)

応用課程試験の合格者を対象に、生命保険分野におけるより高度な知識の習得を目指す課程です。

募集人資格の中では最上位に位置づけられ、難易度も一段と高くなります。

資格の有効期限と退職後

生命保険募集人資格は、試験に合格して登録を受けたあと、生命保険会社や保険代理店に在籍している限り有効となります。資格の更新は不要です。

ただし、退職した場合や、法令違反などにより資格はく奪の処分を受けた場合は、資格は失われます。

生命保険会社間で転職した場合はどうなるのでしょうか。

たとえば、生命保険会社から別の生命保険会社へ転職する場合、退職から再就職までの期間が2年以内であれば、転職先であらためて募集人登録を受けることで資格を復活させることができます。対象となるのは、専門課程・応用課程・生命保険大学課程です。

なお、退職後は資格の効力がない状態となるため、履歴書に記載できない点には注意が必要です。

資格取得の禁止要件

生命保険募集人資格の取得にあたっては、保険業法第279条により資格を取得できない条件が定められています。

主な対象は以下のとおりです。

  • 過去に自己破産の経験があり復権を得ていない者
  • 禁固以上の刑を受け刑の執行が終わって3年経たない者
  • 保険仲介人など
  • 責任能力を有しない未成年の方

いずれも一部の例ではありますが、該当する場合は資格を取得することができません。

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受験を考えている方は、あらかじめ確認しておきましょう。

一般課程試験の内容と難易度

生命保険を募集(販売)するためには、まず生命保険募集人一般課程試験に合格する必要があります

ここでは、一般課程試験の受験要領をはじめ、試験内容や難易度、学習方法までを順にわかりやすく解説していきます。

一般課程試験の流れ

生命保険募集人一般課程試験は、2020年4月からコンピューターを利用したCBT(Computer Based Testing)方式で実施されています。

試験は通年で行われているため、基本的に毎月受験することが可能です。生命保険会社の社員(営業社員や事務社員)の場合は、所属する会社を通して申し込みを行います。

スクロールできます
試験開催月受験可能回数
(年間)
試験時間
一般課程試験毎月(通年)40分
参照:業界共通試験 | 生命保険協会

一般課程の試験内容(出題範囲)

生命保険募集人一般課程の試験範囲は、主に以下のとおりです。

【試験範囲】

  1. 生命保険の現状
  2. 生命保険の基礎知識
  3. 生命保険の契約時の実務
  4. 生命保険募集時におけるコンプライアンス
  5. 生命保険契約後の実務
  6. 生命保険の周辺知識
  7. 生命保険と税・相続
  8. お客様ニーズへの対応

一見すると範囲は広く感じますが、問われるのは生命保険の基礎的な知識が中心です。そのため、難易度は比較的やさしめといえるでしょう。

試験の難易度と合格率

一般課程試験は、生命保険の基礎知識を修得しているかを確認するための試験で、難易度は比較的やさしめに設定されています。

試験時間は40合格基準は正答率70%以上です。

合格率はおおむね80%以上といわれていて、難易度としては高くありません。出題内容も基礎的なものが中心のため、しっかり対策すれば十分に合格を目指せる試験です。

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会社によっては「一度の受験で合格するのが当然」のような雰囲気があるかもしれません。

合格するための学習方法

基本的には所属先の会社から支給されるテキストを中心に学習を進めていきます。試験はテキストの内容に沿って出題されるため、まずは全体の流れをつかみ、そのうえで重要なポイントを繰り返し確認していくことが大切です。

難易度は高くない試験ですが、まったく対策をとらなければ当然に落ちます。

ポイントを押さえてしっかり準備し、一度の受験での合格を目指しましょう。

資格取得後に求められる知識とステップアップ

生命保険募集人として活動できるようになったあとに、あわせて取得しておきたい資格について紹介します。

これらの資格は、提案できる商品の幅を広げるだけでなく、生命保険業界でのステップアップにもつながります。業務に慣れてきたタイミングで、次の目標として考えてみるのもよいでしょう。

変額保険販売資格

変額保険販売資格は、変額保険を販売するために必要な資格です。

一般的な生命保険があらかじめ決められた保険金を受け取る仕組みであるのに対し、変額保険は保険会社の運用成果によって保険金や解約返戻金が変動する商品です。そのため、仕組みを理解したうえで適切に案内することが求められます。

この資格は、生命保険協会が実施する試験に合格することで取得できます。

【受験資格】

  • 生命保険募集人として登録済み
  • 専門課程試験の合格者

変額保険は取扱いの機会が限られる場合もありますが、提案できる商品の幅を広げるうえで押さえておきたい資格のひとつです。

変額保険販売資格については、こちらの記事で詳しく解説しています。
変額保険販売資格とは?試験内容・難易度から仕事の実態とキャリアの広げ方まで解説

外貨建保険販売資格

外貨建保険販売資格は、外貨建保険商品を販売するために必要な資格です。

外貨建保険は為替の影響を受ける商品であり、保険金や解約返戻金が変動するリスクがあります。そのため、商品の特性やリスクを理解したうえで、お客さまに適切な説明や提案を行うことが求められます。

この資格は、生命保険協会が実施する試験に合格することで取得できます。

【受験資格】

  • 生命保険募集人として登録済み
  • 専門課程試験の合格者

外貨建保険は取り扱いの機会も多く、提案の幅を広げるうえでも重要な資格のひとつです。

外貨建保険販売資格については、こちらの記事で詳しく解説しています。
外貨建保険販売資格とは?試験内容・難易度から仕事の実態とキャリアの広げ方まで解説

資格を取ったあとに求められること

生命保険募集人資格を取得すると、いよいよ実際の営業活動が始まります。

ただ、資格で学ぶのはあくまで基礎的な知識です。現場では、お客さまに合わせた提案やわかりやすい説明など実践的な対応力も求められます。

最初は戸惑うこともありますが、経験を重ねるなかで少しずつ身についていきます。焦らず一つずつ積み上げていきましょう。

資格だけではわからない保険営業の仕事

生命保険募集人資格を取得すると、保険営業としてのスタートラインに立つことができます。とはいえ、実際の仕事は資格の内容だけでは見えてこない部分も多くあります。

ここでは、保険営業として働く中で感じやすいことについて少し触れておきます。

資格取得はスタートラインにすぎない理由

生命保険募集人資格は、保険を販売するための知識を身につけるためのものですが、それだけで仕事が成り立つわけではありません。

現場では、お客さまの状況に合わせて提案を考えたり、内容をかみくだいて説明したりといった対応が求められます。学んだ知識をどのように使うかによって仕事の進み方も変わってきます。

資格取得後は、経験を重ねながら少しずつできることを増やしていくことが必要になります。

保険営業の仕事で感じやすい悩み

保険営業の仕事では、次のような場面で悩むことがあります。

  • 思うように契約につながらない
  • お客さまへの提案に迷う
  • 仕事の進め方に悩む
  • 数字に対するプレッシャーを感じる

わたし自身、金融の現場に長く身を置いてきたなかで、こんな悩みを抱えた人たちをたくさん見てきました。

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あらかじめイメージしておくことで、気持ちの持ち方も変わってくるはずです。

まとめ|生命保険募集人資格のポイント

今回は、生命保険募集人資格の概要から一般課程試験の内容や難易度、資格取得後のステップまでを解説してきました。

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生命保険募集人資格は保険営業として働くために必要な資格。そして、ここから仕事がスタートしていきます。

試験自体の難易度は高くありませんが、その後の業務では知識だけでなく、お客さまへの対応や提案の積み重ねが求められます。

実際の仕事については、資格の内容だけでは見えてこない部分もあります。働き方や感じやすい悩みについては、こちらの記事でまとめています。
保険営業の仕事とは?仕事内容・きつい理由と続けるか迷ったときの考え方

もしいまの仕事に迷いや不安を感じている方は、ほかの働き方も一度見てみるのもひとつの方法です。
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この記事が、これから資格取得を目指す方や保険の仕事に関心を持っている方の参考になればうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

FP技能士1級認定
CFP®認定(日本FP協会認定)
金融業界在籍29年目
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