保険営業の仕事とは?仕事内容やきついと言われる理由、やりがいなどについて解説します!

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こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの hiro です。

hiro

みなさんは「保険営業の仕事」と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか?

「きつそう」「ノルマがたいへんそう」「お客さんから嫌がられそう」このようなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。え~どれも正解です(苦笑)

保険営業の仕事は、人々の生活におけるリスクを計画的に管理することで、将来の万が一に備えることを支援する仕事です。潜在的な顧客に対して、自社の保険商品の魅力やメリットを説明し、契約を獲得することが主な役割です。

営業職になると、自分自身の成果が数字で表れるため、大変な仕事でもありますが、やりがいがある職種でもあります。また、顧客にとって大切な財産を守るお手伝いをすることができるというやりがいもあります。

そこで今回は、金融業界で営業職を約 26年経験している私が、保険営業の仕事について解説していきます!

この記事はこんな方におすすめ
  • 保険営業の仕事に興味がある
  • 生命保険業界への就職・転職を考えている
  • 保険営業の仕事で高い報酬を得たい

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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目次

保険営業の仕事とは

保険営業の仕事は、顧客開拓から契約後のアフターフォローまで様々な業務を行う必要があります。

ここでは、保険営業の仕事内容と保険の種類について解説していきます。

保険営業の仕事内容

保険の営業社員は、まずは新しい顧客を開拓するための営業活動を行います。DMや電話などの手法を利用して、顧客の関心を引き、面談のためのアポイントを取得します。そして、顧客に保険プランを提案することが最も重要な仕事です。顧客の希望に合わせたプランを提案することで、顧客のニーズに応え、契約を締結することが目的となります。

また、契約提案以外にも、既存顧客とのコミュニケーションを図るために、定期的に訪問し、保険金支払いに関する相談や請求手続き、顧客のライフスタイルの変化に合わせた保障内容の見直し、契約更新手続きなども重要な仕事です。

そのほかにも、営業計画の策定や営業成績の見込みを立てるために、市場調査を行い、最適なアプローチ方法を見つけ出すための作業や、営業報告書の作成、そして営業活動の結果を上司に報告することも必要です。

企業で働く従業員さんを対象とした職域営業活動では、保険商品に関するセミナーやイベントなどを企画し、顧客に保険商品の良さをアピールするための活動を展開します。

保険営業で取り扱われる保険の種類

保険営業で取り扱われる保険の種類は、主に以下の 3つに分類されます。

スクロールできます
第一分野第二分野第三分野
終身保険
定期保険
養老保険
学資保険
個人年金保険など
自動車保険
火災保険
個人賠償責任保険など
がん保険
医療保険
傷害保険
介護保険など

それぞれの保険は、それぞれの特性に基づき、被保険者に対し、死亡・入院・けが・事故・盗難・災害などのリスクから保護するための補償や支援を提供します。

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保険を選ぶ際には、自分のリスクやニーズに合った保険を選ぶことが大切です。

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保険営業の仕事がきついと言われる理由

ここでは、保険営業が「きつい」と言われる理由を解説します。

保険営業の仕事がきついと言われる理由
  • 契約獲得に大きなプレッシャーがある
  • 長時間の業務が必要
  • 保険商品や市場動向等の幅広い知識が必要
  • 競争が激しい業界
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「きつい」と言われる理由はさまざまありますが、大きく 4つの理由についてそれぞれ解説していきます。

契約獲得に大きなプレッシャーがある

コミッションベースの仕事であるため、契約獲得に大きなプレッシャーがあります。

コミッションベースとは、売上高や契約数などの成果に応じて報酬が支払われる給与形態のことを指します。つまり、保険営業のような仕事では、成果が出なければ報酬も得られないため、契約を獲得するために日々の努力が求められます。成果を上げられない人にとっては、非常に厳しい業界と言えます。

長時間の業務が必要

長時間、自己研鑽や顧客対応等の仕事をする必要があります。

保険営業の仕事は、顧客との信頼関係を築き、顧客のニーズに合わせた保険商品を提案することが主な業務です。そのため営業担当者は、長時間の研修や勉強会を通じて、顧客との信頼関係が築けるよう適切な知識やスキルを身につける必要があります。

また、訪問予定日を顧客の予定に合わせる必要があるため、夕方の遅い時間であっても、土日や祝日であっても、顧客の都合を優先させる努力が求められます。特に子育て世代の方には家族の理解が必要となるでしょう。

保険商品や市場動向等の幅広い知識が必要

顧客のニーズに応じたカスタマイズされたプランを提供する必要があるため、保険商品や市場動向等、幅広い知識が必要とされます。また、保険は個人情報の取扱いも必要となるため、情報管理や法律に関する知識等、常に最新情報の把握も求められます。

営業担当者は、専門的な知識や情報を持ち、顧客に適切な説明を行うことで、顧客に信頼されることができるようになるのです。

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国家資格であるFP(ファイナンシャル・プランニング)技能士 2級以上の資格を保有している営業担当者は多くいます。

競争が激しい業界

競争が激しい業界であるため、常に新しい顧客を探し続ける必要があります。

保険業界は、個人や企業など様々な顧客が存在し、それぞれが異なる保険ニーズを持っています。そのため、業界内の企業は顧客ニーズに応えるために競合しなければなりません。保険業界には新しいビジネスモデルを持つ企業が急速に参入してきます。これに対して、既存の保険企業は自社の地位を維持し、市場シェアを獲得するために競合は必須となります。

また、保険業界は規制がかなり厳しく、法律や政府の方針の変更に強く影響を受けます。このため、競合企業は常に規制に対応し、規制環境の変化や改善に対応する必要があります。

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保険営業の仕事のやりがい

前章では、保険営業の仕事が「きつい」と言われる理由を解説してきましたが、もちろん「きつい」だけなら誰も保険営業の仕事をやりません。ここでは、保険営業の仕事のやりがいについて解説していきます。

保険営業の仕事のやりがい
  • 人々の生活に役立つことができる
  • 顧客との信頼関係を築ける
  • 高い報酬が期待できる
  • 自分自身の成長につながる
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「きつい」だけなら誰もやりません!保険営業の仕事をするうえで、大きく 4つのやりがいについてそれぞれ解説していきます。

人々の生活に役立つことができる

保険は、災害や病気などのトラブルに備え、人々の生活を守るためのものです。生命保険や医療保険など、人々の生活に関する重要なコストをカバーし、生活の安定を支援する有効な手段です。顧客に最適なプランを提案することで、顧客の生活の質を向上させ、人々の生活を守るために役立つことができるという自負や達成感が得られることでしょう。

保険営業の仕事に携わることで、社会的な意義のある仕事を行うことができます。

顧客との信頼関係を築ける

保険の営業は、顧客とのライフスタイル、家族構成、ライフプランなどを理解し、保険商品を提案することが求められます。その過程で、顧客と真剣に向き合い、顧客に最適な提案をすることで、信頼関係を築くことができます。また、信頼関係を築けた顧客から新たな顧客を紹介されることもあります。

このように保険営業の仕事では、多くの人と接する機会が多くあり、保険営業の仕事を通じて新たな人脈を広げることにもつながります。

高い報酬が期待できる

保険営業は、成果に応じて高い報酬をえることができます。保険業界は市場競争が活発で、売上高に応じた報酬を得ることができるため、モチベーションが高くなる可能性があります。

完全成果主義の業界なので、成績次第では昇進のチャンスをつかむこともできることでしょう。

自分自身の成長につながる

保険営業は、対人スキルや営業力、コミュニケーション能力、専門知識などを磨くことができます。自発的な学習や研修に積極的に取り組むことで、自分自身の成長につながることでしょう!

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保険営業に向いている人・向いていない人

どんな職業であっても向いている人、向いていない人はいますが、コミュケーションスキルが求められる保険営業の仕事では、その職業に向いている人と向いていない人が顕著に分かれます。

保険営業に向いている人

コミュニケーション能力が高い人

保険営業の仕事は、顧客とのコミュニケーションが重要な役割を占めます。営業担当者は、顧客のニーズを正確に把握し、適切な保険商品を提案する必要があります。コミュニケーション能力が高い人は、相手を理解し、適切に話しを聴き取ることができます。

変化に富んだ環境で働くことができる人

保険市場は刻々と変化しています。営業担当者は、市場の動向を常に確認し、適切な戦略を取る必要があります。変化に柔軟に対応し、顧客との良好な関係を築くことができるような人は、この仕事に向いています。

高い責任感を持って細かい作業をこなせる人

保険営業の仕事は、細かい作業が多く含まれています。契約書類や保険金請求書など、正確に書類を作成する必要があります。また、顧客情報も正確に管理する必要があります。正確性を求めることができる人は、この仕事に向いています。

継続的な学習欲がある人

保険市場は、常に変化しているため、営業担当者は常に新しい情報や技術を学び、顧客に適切なアドバイスをする必要があります。継続的に学習し、成長意欲がある人は、この仕事に向いています。

保険営業に向いていない人

社交的でない人

保険営業は、数多くの人とのコミュニケーションが必要となるため、引っ込み思案で内向的な人には向いていません。

結果のために顧客をダマすような人

保険営業は、顧客のニーズや課題を解決するために営業することが重要であり、結果を求めて顧客の判断に影響を及ぼすような「虚偽の説明」「不適切な乗換募集」「誤解させるおそれのある表示・説明」などは保険業法第 300条において禁止行為とされています。

プレッシャーに弱い人

保険営業は、成績に大きく影響する営業成績を求められるため、プレッシャーに弱い人には向いていません。

継続的に学ぶことができない人

営業担当者は、常に新しい商品や市場動向を学び、顧客のニーズに合わせた提案を行う必要があります。そのため、自分自身で積極的に学ぶことができない人は、保険営業に向かないかもしれません。

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生命保険業界への就職・転職

生命保険業界は、人々の生活や健康に密接に関わる社会的責任の大きい業界です。そのため、業界に興味を持ち、熱意を持って取り組むことが求められます。面接などで、自分の熱意や意欲をアピールすることが大切です。

また、生命保険業界は専門的な知識や用語が多い業界です。就職や転職を考える前に業界の基礎知識をしっかりと学ぶことが大切です。業界紙やウェブサイト、セミナーなどを利用して情報収集を行い、業界の動向や商品、法律規制などに精通しましょう。

生命保険業界への就職・転職をお考えの方にはFP(ファイナンシャル・プランナー)2級以上の資格取得を推奨します!

業界内では、生命保険の営業職のほかにも保険商品の企画・開発、理論研究など、幅広い職種があります。自分の能力や適性に合わせた職種を選ぶことが、長期的に活躍するために重要です。過去の経験やキャリアアップの希望を考慮し、転職先の企業や職種を選びましょう。

まとめ | 保険営業の仕事とは

今回は、保険営業の仕事について解説させていただきました。

保険営業の仕事
  • 「きつい」と言われる理由
    • 契約獲得に大きなプレッシャーがある
    • 長時間の業務が必要
    • 保険商品や市場動向等の幅広い知識が必要
    • 競争が激しい業界
  • 保険営業の仕事のやりがい
    • 人々の生活に役立つことができる
    • 顧客との信頼関係を築ける
    • 高い報酬が期待できる
    • 自分自身の成長につながる

保険は、災害や病気などのトラブルに備え、人々の生活を守るためのものです。生命保険や医療保険など、人々の生活に関する重要なコストをカバーし、生活の安定を支援する有効な手段です。

保険営業の仕事は、人々の生活におけるリスクを計画的に管理することで、将来の万が一に備えることを支援する仕事です。顧客に最適なプランを提案することで、顧客の生活の質を向上させ、人々の生活を守るために役立つことができるという自負や達成感が得られ、社会的な意義のある仕事を行うことができます。

営業職になると、自分自身の成果が数字で表れることで、常にプレッシャーにさらされる大変な仕事ではありますが、やりがいがある職種でもあります。

これから生命保険業界への就職・転職を検討されている方は参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

FP技能士1級認定
CFP®認定(日本FP協会認定)
金融業界在籍28年目
培った知識と経験を発信します!

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