FP2級は3級を受けなくても受験可能?FP2級技能試験の受験資格を詳しく解説!

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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの hiro です。

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FP(ファイナンシャル・プランニング)2級技能試験をいきなり受験する方は、少なくないと思います。

FP3級を飛ばして2級を受ける理由として、自身のキャリアアップのために早急にFP2級を目指す場合や時間やコストの節約など、いくつかの背景が考えられます。

結論から言うと、FP2級は3級資格を持たずとも受験が可能です。ただし、一定の条件を満たしている方が対象です。

そこで今回は、FP3級技能試験を飛ばして2級を受験できる条件(受験資格)を詳しく解説していきます。

この記事はこんな方におすすめ
  • FP2級の受験資格を確認したい
  • 早急にFP2級を取得したい
  • FP3級にかける時間やコストを節約したい

FP3級は2級の基礎となる部分が多いため、全く知識がない状態でいきなり2級を受けると、難易度に圧倒されてしまう可能性もあります。受験される場合は、試験範囲をしっかり把握して準備することが大切ですね。

\ この記事を書いた人 /

・FP1級技能士
・CFP®認定
・金融業界在籍28年
・営業職27年経験
長年培った知識・技術・経験を基に情報発信します。

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運営者 FP hiro

目次

FP3級を飛ばして2級を受験できる条件(受験資格)

国家資格であるFP2級技能士は、特に金融・保険業界でのキャリアにおいて大きな武器になります。また、ほかの業界でも、幅広い知識を持った人材としての価値を高めるため、転職やキャリアアップを目指す上で非常に有効な資格です。

ここでは、FP2級技能試験の受験資格、そしてFP3級を飛ばして2級を受験できる条件を確認していきましょう。

FP2級技能試験 受験資格

FP2級技能試験を受験するには、下記のいずれかに該当する必要があります。

  • FP3級技能検定・金融渉外技能審査3級(旧審査試験)の合格者
  • FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
  • 日本FP協会認定のAFP認定研修を修了した者

つまり、FP3級を持っていない場合、FP業務に関する2年以上の実務経験、または日本FP協会認定のAFP認定研修を修了する必要があります。

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FP業務未経験の方が、FP3級を飛ばして2級を受験するには、日本FP協会認定のAFP認定研修修了の一択です。

FP業務に関する2年以上の実務経験とは

FP業務に関する実務経験とは、『資産の設計・運用・管理及びこれらに係わる相談業務、コンサルティング業務等ファイナンシャル・プランニング業務に携わった経験』と日本FP協会公式ホームページで概ね定められています。

具体的には以下のとおりです。

  • 証券会社、保険会社、銀行、クレジット会社などの金融機関に勤務している方
  • 保険会社(代理店)の職員
  • 税理士、弁護士、司法書士、行政書士などで、資産に関する相談業務に従事している方
  • 会計事務所の職員
  • 不動産会社、建設会社など土地建物取引・建築・相談業務に従事している方
  • 投資顧問会社の職員
  • 生活協同組合などの共済等の担当職員
  • 商品先物取引会社の職員
  • 一般事業会社および官公庁の福利厚生担当者および、金融・財務・経理担当者
  • 商事会社の商社金融担当者、商事会社やコンピュータ会社等の金融機関営業担当者および、ソフト開発担当者
日本FP協会 より引用

これらの実務が通算2年以上ある方にFP2級の受験資格が与えられます。

なお、実務経験の判断については、自己申告制です。虚偽申告が発覚した場合、試験の中止や合格の取消しが行われる場合があるため、絶対に嘘はやめましょう。

日本FP協会認定のAFP認定研修とは

日本FP協会認定のAFP認定研修とは、AFP資格認定の要件の1つです。AFP認定研修を受講・修了することでFP技能検定2級の受検資格を得ることができます。

AFP認定研修には、3つのコース(課程)があります。

  • 基本課程(一般の方)
  • 技能課程(FP1級・2級合格者)
  • 税理士課程(税理士・公認会計士登録者)
日本FP協会 より画像引用

つまり、日本FP協会認定のAFP認定研修の基本研修を受講・修了することで、FP2級技能試験の受験資格が与えられる仕組みになっています。

FP業務未経験者はAFP認定研修が組み込まれたFP2級通信講座がおすすめ

ここまでFP2級技能試験の受験資格、そしてFP3級を飛ばして2級を受験できる条件を解説してきましたが、FP業務未経験の方が、FP3級を飛ばして2級を受験するには、日本FP協会認定のAFP認定研修修了の一択となります。

FP業務未経験者がいきなりFP2級を受験する場合、日本FP協会から認定されるAFP認定研修(基本課程)が組み込まれたFP2級通信講座を受講するのがおすすめです。

\人気の日本FP協会認定教育機関の通信講座/

通信講座は自宅で自分のペースで学べるため、仕事や生活スタイルに合わせて効率的に勉強できます。特に未経験者にとっては、FP業務に関する知識をゼロから学び直す必要があるので、通信講座は自分のペースで進められる点で非常に便利です。

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講座の内容や学習スタイルが自分に合っているか確認しましょう。

FP業務未経験者はAFP認定研修が組み込まれたFP2級通信講座がおすすめ

AFP認定研修が組み込まれた講座では、試験対策に加えて実務的な知識も得られるので、FP業務未経験者でも安心して学習できます。特に、FP2級を受けるには実務的な知識や応用力が求められますが、AFP認定研修を通じてその部分を補うことができます。

FP2級の試験対策だけでなく、実務スキルも身に付けることができます。これによって、単に試験に合格するだけでなく、FPとして実際に役立つ知識を得ることができるため、合格後の実務にもスムーズに対応できるようになります。

また、AFP認定研修を修了すると、AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)の資格も取得でき、FP業務を本格的に行う際に有利になります。未経験者からFPを目指す場合、こういった資格を早期に取得することで、キャリアに対する信頼性も高まります。

2級FP技能士・AFP認定研修(基本課程)/(株)アーティスソリューションズ

株式会社アーティスソリューションズ2級FP技能士・AFP認定研修(基本課程)の魅力は、なんといっても圧倒的な低価格コスパ良く学習をすすめることができます。

(株)アーティスソリューションズ
講座受講料
2級FP技能士・AFP認定研修(基本課程)
〔講義動画付き〕
29,700円
(税込)
2級FP技能士・AFP認定研修(基本課程)
〔講義動画なし〕
28,050円
(税込)
参照:資格対策ドットコムbyARTIS公式サイト

WEB講座なので、ネット環境さえあれば時間と場所を選ばず学習可能です。AFP認定研修の修了課題である「提案書」の作成も、付属のオリジナルテキストがあるので安心して受講できます。

また、「2級FP技能士資格対策学習テキスト」は「提案書」作成の手助けになるだけでなく、2級FP技能検定の試験範囲にしっかり対応されています。

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FP3級をすでに取得していたわたしは、アーティスの2級FP技能士資格対策講座 〔冊子版学習テキスト付き〕で学習をすすめFP2級を取得しました。ほかの通信講座と比べて低価格で、短期間で効率的に学習・受講できるためおすすめです。

\ アーティスの資格対策講座 /

AFP認定研修対象講座/フォーサイト

フォーサイトAFP認定研修対象講座は、一般教育訓練給付制度の対象講座です。一般教育訓練給付制度を利用すると受講料の20%が支給されます。

フォーサイト
講座受講料
バリューセット160,800円
税込・送料別
バリューセット2
通常セット
65,800円
税込・送料別
バリューセット2
通常セット + DVDオプション
72,800円
税込・送料別
参照:フォーサイト公式サイト

フォーサイトのeラーニング「ManaBun(マナブン)」なら、ライフスタイルに合わせて学習スケジュールを自動で立ててくれます。スマートフォン・タブレット・パソコンで学習できるので、通勤時間・移動時間・昼休み・待ち時間・就寝前後など、ちょっとしたスキマ時間を有効活用できます。

また、フォーサイトのFP(ファイナンシャルプランナー)通信講座の合格実績は90.5%(2023年9月FP2級試験実績)と、圧倒的な合格実績を誇ります。

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受講特典もありますので、気になった方はぜひ公式サイトでチェックしてください。

\ 累計受講者数42万人突破! /

ファイナンシャルプランナー(FP)講座/ユーキャン

ユーキャンファイナンシャルプランナー(FP)講座も同じく、一般教育訓練給付制度の対象講座です。一般教育訓練給付制度を利用すると受講料の20%が支給されます。

ユーキャン
講座受講料
ファイナンシャルプランナー(FP)講座一括払い59,000円
分割払い
4,970円×12回
 (12ヵ月)
総計:59,640円
(税込み・送料当社負担)
参照:ファイナンシャルプランナー(FP)資格取得講座|通信教育講座なら生涯学習のユーキャン

抜群の知名度を誇るユーキャンのファイナンシャルプランナー(FP)講座です。10年間で16,145名の合格者を輩出しています。

添削・質問・法改正情報のお知らせなどのサポート体制も万全なので、わずか6ヵ月でムリなく合格が目指せます。

\ 生涯学習のユーキャン /

教育訓練給付制度とは

教育訓練給付制度とは、労働者が職業能力を高めるために受講する教育訓練に対して、一定の支援金を支給する制度です。この制度は、働く人がスキルアップやキャリアアップのために学び直しをする際に経済的な支援を提供することを目的としています。

主に、雇用保険に加入している労働者が対象となります。これに加えて、一定の条件を満たす自営業者やフリーランスの方にも適用される場合があります。通常、過去に一定期間雇用保険に加入していた方が対象です。

認定されたFP2級通信講座を受講するのであれば、教育訓練給付金を利用できる可能性がありますので、講座選びの際に給付対象かどうかも確認しておくと良いでしょう。

FP3級を飛ばして2級を受験するメリットと注意点

FP(ファイナンシャル・プランニング)2級をいきなり受験するという選択は、確かに可能ですが、メリットと注意点をしっかり理解しておくことが大切です。

FP3級を飛ばして2級に挑戦することで、資格を一気にレベルアップできたり、時間と労力を節約できる点は大きなメリットです。ただし、学習内容がかなり深くなるので、自分の理解度を確認しつつ、計画的に学習を進めることが重要です。

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まずは基礎的な知識をしっかりと押さえておくと、2級の内容にもスムーズに入れるはずです。

FP2級を早めに取得してキャリアアップに活かす

将来的にファイナンシャルプランナーとしてキャリアを築く予定がある場合、早い段階で2級を取得しておけば、仕事での評価が上がったり、転職活動で有利になったりすることがあります。そのため、3級を飛ばして早めに2級を取得しておくと、キャリアアップがスムーズになることもあります。

高いレベルの資格取得を目指す足掛かりとなる

FP3級を飛ばしてFP2級を受験することで、いきなり高いレベルの資格を目指すことができ、将来的に1級やCFP®(CERTIFIED FINANCIAL PLANNER)の資格取得を目指す足掛かりとなります。資格を取得する過程で自信を持ちやすく、次のステップに進みやすくなります。

時間と労力の節約

FP3級を受けるために学習を積み、さらに2級の学習をするのではなく、最初から2級に挑戦することで、学習の時間を短縮できます。3級の内容を飛ばす分、2級に集中することができ、効率的に資格を取得することが可能です。特に、3級の内容を理解していれば、無理なく2級の学習に進むことができます。

FP3級を飛ばして2級を受験する際の注意点

FP2級技能試験は、3級に比べてかなり難易度が高いです。特に、3級の基礎を飛ばしていきなり2級に挑戦すると、基本的な概念をしっかり理解できていないまま進む可能性があります。そのため、独学で挑戦する場合は基礎からしっかりと復習しないと、後でつまずくことがあります。

FP3級を飛ばして2級を受験する場合は、自分がどれだけ事前に知識を蓄えているか、または予備知識がどれくらいあるかを見極めることが大切です。

まとめ|FP3級を飛ばして2級を受験できる条件(受験資格)

今回は、FP3級技能試験を飛ばして2級を受験できる条件(受験資格)を解説してきました。

  • FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
  • 日本FP協会認定のAFP認定研修を修了した者

FP3級を持っていない場合、FP業務に関する2年以上の実務経験、または日本FP協会認定のAFP認定研修を修了する必要があります。

FP業務未経験の方が、FP3級を飛ばして2級を受験するには、日本FP協会認定のAFP認定研修修了の一択です。おすすめは、日本FP協会から認定されるAFP認定研修(基本課程)が組み込まれたFP2級通信講座の受講です。

人気の日本FP協会認定教育機関の通信講座
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特に未経験者にとっては、FP業務に関する知識をゼロから学び直す必要があるので、自分のペースで進められる通信講座は非常に有効です。

ぜひ参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

FP技能士1級認定
CFP®認定(日本FP協会認定)
金融業界在籍29年目
培った知識と経験を発信します!

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