こんにちは、ファイナンシャルプランナーの hiro です。
AFPとCFP®は、どちらも日本FP協会が認定するファイナンシャル・プランナーの資格です。
とはいえ、資格の名前は聞いたことがあっても、なにが違うのか、どちらを目指せばいいのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか。
わたしは、2022年にはCFP®資格審査試験の全6課目に合格。現在はCFP®認定者として資格を保有しています。
じつは、AFP資格を取得した当時は、CFP®まで目指すつもりはありませんでした。
そこで今回は、AFPとCFP®の違いを難易度・取得方法・更新要件などから比較。実際に両方の資格を取得した経験をもとにわかりやすく解説します。
- AFPとCFP®の違いを知りたい
- AFP・CFP®の難易度や取得方法を比較したい
- どちらの資格を目指すべきか迷っている
資格取得を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
・1級FP技能士
・CFP®認定
・金融業界在籍30年
・営業職29年経験
長年培った知識・技術・経験を基に情報発信します。


春を告げる通信
運営者 FP hiro
AFPとCFP®の違いを比較


AFPとCFP®は、どちらも日本FP協会が認定する民間資格ですが、資格の位置づけや取得の難易度、更新要件などに違いがあります。
まずは、それぞれの特徴を確認してみましょう。
| 比較項目 | AFP | CFP® |
|---|---|---|
| 資格の位置づけ | FPの専門資格 | FPの上級資格 |
| 認定団体 | 日本FP協会 | 日本FP協会 |
| 難易度 | 比較的取り組みやすい | 難しい |
| 主な取得要件 | FP2級合格・AFP認定研修修了など | 6課目合格・研修・実務経験など |
| 試験 | FP2級技能検定など | CFP®資格審査試験 |
| 資格更新 | 2年ごと | 2年ごと |
| 必要な継続教育単位 | 15単位 | 30単位 |
| 年会費 | 12,000円 | 20,000円 |
| 国際的な位置づけ | 日本国内の資格 | 国際的に認められた資格 |
※2026年10月時点の制度をもとに作成。費用には認定研修費、受験料、初回登録料などを含みません。
大きな違いは、CFP®のほうが取得のハードルが高く、資格更新に必要な単位数も多いことです。
もちろん、AFPにもFPとしての知識を身につけ、仕事に活かせるという魅力があります。
資格の位置づけと難易度の違い
AFPは、FPとして必要な知識や相談実務の基礎を身につけていることを示す資格です。
FP2級と同程度の知識とされているので、比較的目指しやすい資格といえます。
これに対してCFP®は、より高度な知識や実務能力が求められる上級資格です。
CFP®資格審査試験は、以下の6課目で構成されています。
- 金融資産運用設計
- 不動産運用設計
- ライフプランニング・リタイアメントプランニング
- リスクと保険
- タックスプランニング
- 相続・事業承継設計
6課目すべてに合格する必要があるので、AFPと比べて学習内容が深く、もちろん、そのぶん勉強量も増えます。
ちなみに、わたしがCFP®試験に挑戦したときは、コロナ禍で暇だったこともあり、約520時間は勉強しました。
FP2級やAFPを取得したときとは、勉強量も難しさも比べものにならないほどでした。
取得方法と費用の違い
AFPとCFP®では、資格を取得するまでの流れも異なります。


※AFP認定研修には複数の課程があり、受講順序などが異なる場合があります。
※CFP®資格審査試験には、所定の大学院課程を通じた受験資格もあります。
資格取得までにかかる費用は、AFPは認定研修の受講料や登録費用、CFP®はさらに6課目分の受験料や教材費なども必要です。
資格の更新要件の違い
AFPとCFP®は、取得したら終わりではありません。
どちらも2年ごとの資格更新が必要で、継続教育研修などを通じて所定の単位を取得します。
| 更新要件 | AFP | CFP® |
|---|---|---|
| 更新期間 | 2年間 | 2年間 |
| 必要単位数 | 15単位 | 30単位 |
| 必要課目数 | 3課目以上 | 3課目以上 |
| FP実務と倫理 | 1単位以上 | 2単位以上 |
※2026年10月時点。CFP®の「FP実務と倫理」は2028年4月1日以降に開始する継続教育期間から3単位以上に変更予定です。
CFP®はAFPの2倍となる30単位が必要です。
仕事をしながら資格を維持していくには、継続教育の費用や学習時間も考えなければなりません。
わたしは、資格対策ドットコムのFP継続教育を利用して、CFP®更新に必要な30単位を取得しています。
研修費用や認定教育機関の比較については、こちらの記事で詳しく紹介しています。▼▼▼


AFPとは?資格の特徴と取得方法


AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)は、日本FP協会が認定するFP資格です。
FP2級と同程度の知識を基礎に、資産設計提案業務に必要な考え方や技能を身につけることを目指します。
AFP資格の特徴
AFPの特徴は、国家資格であるFP2級と関連が深いことです。
じつは、わたしは以前、AFPのほうがFP2級より上位の資格だと思っていました。
でも実際には、両者は別の資格です。
| FP2級 | AFP |
|---|---|
| 国家資格 | 民間資格 |
| FP技能検定に合格して取得 | 認定研修修了などの要件を満たして登録 |
| 原則として資格更新なし | 2年ごとの資格更新が必要 |
FP2級に合格しただけでは、AFP認定者にはなれません。
AFP認定研修の修了など、別途必要な条件を満たす必要があります。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
▶ 【日本FP協会認定】AFPとは?FP2級との違いと取得方法|最短ルートをわかりやすく解説!
AFP資格を取得するまでの流れ
わたしがAFPを取得したのは2020年です。
当時の資格取得履歴を振り返ると、以下のようになります。
FP2級認定
AFP認定研修修了
AFP認定
AFP認定研修は、当時の株式会社日本投資環境研究所(現在のみずほインベスター・リレーションズ株式会社)で受講しました。
あまりパソコンを使っていなかったこともあり、選んだのはペーパー式の研修です。
Web形式より費用が割高になりましたが、当時のわたしには取り組みやすい方法でした。
特に戸惑ったのは、キャッシュフロー表の作成です。
計算した数字が本当に合っているのか不安になりながら、なんとか課題を仕上げたことを覚えています。
そもそもAFPを取得したのは、名刺に資格名を入れたかっただけという単純な理由からでした(笑)
この時点では、CFP®まで取得するつもりはまったくありませんでした。
CFP®とは?資格の特徴と取得方法


CFP®(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)は、国際的に認められているFPの上級資格です。
日本では日本FP協会が認定していて、FPとしての高度な知識だけでなく、実務経験や職業倫理も重視されています。
CFP®資格の特徴
CFP®の大きな特徴は、6課目にわかれた資格審査試験です。
試験は年2回実施され、1課目ずつ受験することも、複数課目をまとめて受験することもできます。
わたしは、2課目ずつ3回にわけて受験しました。
CFP®資格審査試験の概要や難易度、合格率については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ CFP®資格とは?難易度・合格率・受験資格を徹底解説|AFP・1級FP技能士との違いも比較
また、CFP®資格審査試験の全6課目合格者やCFP®認定者は、所定の条件のもとで1級FP技能検定の学科試験が免除され、実技試験へ進むことができます。
わたしもCFP®資格審査試験に合格したあと、FP1級の取得を目指しました。
▶ わたしのFP1級実技試験合格体験記 | 難易度・合格率・勉強法・おすすめ教材まで徹底解説!
CFP®資格を取得するまでの流れ
CFP®資格を取得するには、試験に合格するだけでは足りません。
主な認定要件は以下のとおりです。
- CFP®資格審査試験の全6課目に合格する
- CFP®エントリー研修を修了する
- 3年間の実務経験要件を満たす
- 所定の倫理規程などを順守する旨を誓約し登録する
これらの条件を満たして、はじめてCFP®認定者となります。
わたしの場合は、金融業界での実務経験があったため、試験合格後に実務経験を申請することができました。
2022年7月にエントリー研修を修了し、登録申請を経て、同年10月にCFP®認定者となりました。
AFPとCFP®はどちらを目指すべき?


AFPとCFP®のどちらを目指すべきかは、資格を取得する目的によって変わります。
どちらが優れているかというより、自分の仕事や将来の目標に合っているかで考えてみましょう。
AFP資格がおすすめの人
AFPは、以下のような方におすすめです。
- FP2級に合格し、さらに知識を深めたい
- 金融・保険業界でFP資格を活かしたい
- FPとしての専門性を名刺などで示したい
- 将来的にCFP®資格にも挑戦したい
AFPは、FP2級で学んだ知識を基礎に、実務に役立つ考え方を身につけられる資格です。
CFP®ほどの学習負担をかけずに取得できるので、まずはAFPを目指してみるのもいいと思います。
とはいえ、AFPは資格取得後も年会費や継続教育が必要です。
資格を維持する費用まで含めて考えましょう。
CFP®資格がおすすめの人
CFP®は、以下のような方におすすめです。
- FPとして、より高度な専門知識を身につけたい
- 金融・保険業界で専門性を高めたい
- FP1級の取得も視野に入れている
- 時間をかけてでも上位資格に挑戦したい
CFP®は6課目の試験があり、決して簡単な資格ではありません。
ただ、1課目ずつ合格を積み重ねられるので、仕事をしながらでも無理のない範囲で挑戦できます。
わたしは、2課目ずつ勉強するので精一杯でしたが、いま振り返れば、自分のペースで勉強を続けられたと思っています。
FP2級取得後、まずはAFPを目指し、その先にCFP®を考える。
最初からCFP®まで取得すると決めなくても、勉強を進めるうちに目標が変わることもあります。
わたしが、まさにそうでした。
実際にAFPからCFP®まで取得した体験談


ここからは、わたしがAFPからCFP®まで取得した経験を紹介します。
最初はAFPを取得できれば十分だと思っていたわたしですが、同僚がCFP®に挑戦している姿を見て、少しずつ気持ちが変わっていきました。
ちょうどコロナ禍で自宅にいる時間も多く、勉強するにはいい機会でした。
それに、CFP®資格審査試験の全6課目に合格すれば、FP1級の学科試験免除につながることも大きな理由でした。
CFP®を取得して、まわりからただ者じゃないと思われたい気持ちもありました(笑)
AFPからCFP®認定までの道のり
わたしがAFPに認定されたのは2020年6月。そこから約2年4か月かけてCFP®認定者となりました。
資格取得までの流れを振り返ってみます。
FP2級認定
AFP認定
タックス・相続に合格
不動産・ライフに合格
金融・リスクに合格
CFP®全6課目合格・エントリー研修修了
実務経験確認・登録手続き完了
CFP®認定
FP1級取得
CFP®資格審査試験は、2課目ずつ3回にわけて受験しました。
1回の試験で多くの課目に挑戦する方法もありますが、わたしには2課目が限界でした。
それでも、結果的には6課目すべてに一発合格。
自分に合ったペースで勉強を続けられたことが、全課目一発合格につながったものと感じています。
CFP®試験の難易度と勉強時間
CFP®資格審査試験の勉強には、合計で約520時間かかりました。
課目ごとの勉強時間は、以下のとおりです。


なかでも苦労したのが、金融資産運用設計です。
約120時間勉強しましたが、正直なところ、合格できたのは奇跡だったと思っています(笑)
勉強には、以下の教材を使いました。
- CFP®精選過去問題集
- CFP®資格標準テキスト(金融・不動産・相続)
- CFP®資格審査試験問題集
基本的にはCFP®精選過去問題集を中心に勉強し、自信のなかった課目ではテキストも活用しました。
CFP®試験の勉強方法や課目ごとの受験戦略については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ わたしのCFP®資格審査試験 合格体験記|6課目一発合格した勉強時間・受験戦略・おすすめ教材まとめ
CFP®まで取得して感じたこと
CFP®を取得してよかったと感じることは、いくつかあります。
まずは、名刺に「CFP®」と資格名を記載できるようになったこと。
もともとAFPを取得した理由も名刺に資格を入れたかったからなので、これは素直にうれしかったですね(笑)
また、FP手帳にはCFP®のライセンスカードを入れて持ち歩いています。
ちょっとしたことですが、カードを見るたびにFPとしての意識が高まる気がします。
そして、なにより大きかったのは、6課目の勉強に真剣に取り組んだ経験が自信になったことです。
もちろん、勉強した内容をすべて覚えているわけではありません。むしろ、忘れてしまったことのほうが多い(笑)
それでも、以前はまったく知らなかったことが、今では調べれば思い出せるようになりました。
わたしにとって、これがCFP®を取得して一番よかったことかもしれません。
資格は取得して終わりではなく、その後の仕事や日常生活でどう活かしていくかが大切だと思っています。
まとめ|AFPとCFP®の違いを理解して自分に合った資格を目指そう


今回は、AFPとCFP®の違いについて、難易度や取得方法、更新要件などを比較しながら紹介してきました。
AFPはFP2級で学んだ知識をさらに深めたい方に、CFP®はより高度な専門知識を身につけたい方におすすめの資格です。
CFP®は取得までのハードルが高く、勉強時間も必要ですが、そのぶん、得られるものも大きいと感じています。
わたし自身、最初からCFP®を目指していたわけではありません。
AFPを取得したことがきっかけとなり、少しずつ目標が変わっていきました。
これから資格取得を目指す方も、まずは自分に合ったところから始めてみてはいかがでしょうか。
この記事が、AFPとCFP®のどちらを目指すか迷っている方の参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。










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