こんにちは、ファイナンシャルプランナーの hiro です。
FP2級を取得すると、その先にあるFP資格の最高等級「FP1級」が気になる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「どれくらい難しいの?」「CFP®とFP1級ならどっちを目指せばいい?」と迷っている方もいるはずです。
わたしはFP2級取得後、CFP®資格審査試験6課目に合格し、FP1級の実技試験を受検。CFP®ルートから1級FP技能士を取得しました。
今回は、FP1級の受検資格や難易度・合格率、FP2級との違いはもちろん、CFP®との比較や他資格と比べた難易度についても解説していきます。
- FP1級の難易度や合格率・受検資格を知りたい
- FP2級からFP1級を目指そうか迷っている
- FP1級とCFP®の違いやどちらを目指すべきか知りたい
公式情報だけではわかりにくい部分も、自身の経験から、できるだけわかりやすく解説していきます。
これからFP1級を目指そうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
・1級FP技能士
・CFP®認定
・金融業界在籍29年
・営業職28年経験
長年培った知識・技術・経験を基に情報発信します。


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運営者 FP hiro
FP1級とは|資格の特徴や取得するメリット


FP1級は、FP技能検定の最高等級となる国家資格です。
FP2級よりも難易度は高くなりますが、そのぶん取得できれば、FPとして身につけた知識や専門性を示すことができます。
わたしも1級FP技能士を取得していますが、まわりからの見られ方が変わったり、自信につながったりと、取得してよかったと思っています。
まずはFP1級がどのような資格なのかを解説していきます。
FP1級とは|FP資格の最高等級となる国家資格
FP1級(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)は、FP技能検定の最高等級となる国家資格です。
FP技能検定には1級・2級・3級があり、なかでもFP1級は、より高度で専門的な知識が求められます。
とはいえ、学習する分野そのものはFP2級までと大きく変わりません。
【FP技能検定で学ぶ6分野】
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
なお、1級FP技能士を取得するためには、最終的に実技試験に合格する必要があります。
FP1級を取得して感じたメリット
FP1級を取得したからとはいえ、急に仕事や収入が大きく変わるわけではありません。
それでも、実際に取得してみると感じるメリットはありました。
【わたしがFP1級を取得して感じたメリット】
- 名刺に資格名を記載できる
- 社内・社外を問わず一目置かれる
- FPやお金のことで同僚やお客さまから頼られる
- 自分に自信が持てる
名刺を渡したときに資格について声をかけていただいたり、お客さまや同僚からお金について聞かれたりするのは、やっぱりうれしいものです。
もちろん、勉強したことを全部覚えているわけではありません。(というか、覚えられません笑)
でも、「たしかこれ勉強したよな」と思えればそれだけで十分。わからなければFP手帳や参考書を見返せばいいだけです。
わたしが愛用しているFP手帳については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ 【2026年版】ファイナンシャルプランナー必携!FP手帳(近代セールス社)の魅力と活用術を徹底解説
「知らない」から「調べれば思い出せる」になっただけでも、FP1級まで勉強した意味はあったと思っています。
FP1級はどんな人におすすめ?
FP1級は難易度が高いため、誰にでも必要な資格ではありません。
それでも、以下のような方にはおすすめです。
| こんな人におすすめ | おすすめ理由 |
|---|---|
| FP2級からさらにステップアップしたい | より専門的な知識を学べる |
| 金融・保険・不動産などで働いている | 仕事に知識を活かしやすい |
| FPとして専門性を高めたい | 最高等級の国家資格として示せる |
| CFP®取得後にFP1級も目指したい | CFP®を経由する取得ルートがある |
特に、「FP2級まで取ったけれど、ここで終わるのは少しもったいない」「もっと深く勉強してみたい」と感じている方なら、FP1級を次の目標として考えてみていいと思います。
個人的には、難関資格だからこそ、挑戦するだけの価値がある資格だと感じています。
FP1級の受検資格と取得までのルート


FP1級には受検資格があり、誰でもすぐに受検できるわけではありません。
さらに少しややこしいのが、1級FP技能士になるまでのルートが一つではないことです。
わたしも学科試験は受けずに、CFP®資格審査試験を経由してFP1級を取得しました。
まずは学科・実技それぞれの受検資格と、FP1級取得までの流れを整理していきましょう。
FP1級 学科試験の受検資格
FP1級の学科試験は、金融財政事情研究会(きんざい)が実施しています。
受検するには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
【FP1級 学科試験のおもな受検資格】
| 受検資格 | 必要な実務経験 |
|---|---|
| FP2級合格者 | 1年以上 |
| FP業務の実務経験者 | 5年以上 |
| 金融渉外技能審査2級合格者 | 1年以上 |
FP2級に合格していても、それだけでFP1級の学科試験を受けられるわけではなく、原則として1年以上の実務経験が必要なのです。
なお、実務経験はFP2級合格後に積んだものに限らず、合格前の経験も含めることができます。
FP1級 実技試験の受検資格
FP1級の実技試験にも受検資格があります。
代表的なのは、以下の3つです。
【FP1級 実技試験のおもな受検資格】
- FP1級の学科試験に合格する
- CFP®認定者になる
- CFP®資格審査試験6課目すべてに合格する
じつは、FP1級の学科試験に合格していなくても、CFP®を経由して実技試験へ進むことができます。
わたしが選んだのも、まさにこのCFP®ルートです。
CFP®資格審査試験は「金融資産運用設計」「不動産運用設計」など全部で6課目あり、1課目ずつ受験することも、6課目まとめて受験することもできます。
わたしは2課目ずつ受験していき、6課目すべて一発で合格することができました。
CFP®資格審査試験の勉強時間や受験戦略については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ わたしのCFP®資格審査試験 合格体験記|6課目一発合格した勉強時間・受験戦略・おすすめ教材まとめ
FP1級の取得要件は実技試験に合格すること
ここはFP1級を目指すうえで、ぜひ押さえておいてください。
FP1級は実技試験に合格することで、1級FP技能士として認定されます。
【FP1級取得までのおもな2つのルート】
- 学科試験ルート
FP1級学科試験に合格 → FP1級実技試験に合格 → 1級FP技能士 - CFP®ルート
CFP®資格審査試験6課目に合格 → FP1級実技試験に合格 → 1級FP技能士
CFP®認定者やCFP®資格審査試験6課目合格者は学科試験が免除されるので、実技試験に合格することで1級FP技能士を取得できます。
つまり、「FP1級=まず学科試験に合格しなければならない」と思われがちですが、CFP®を経由するルートもあるということです。
わたしはCFP®経由でFP1級を取得しました
わたしのは、FP2級 → AFP → CFP®資格審査試験6課目合格 → FP1級実技試験合格 というルートで1級FP技能士を取得しました。
なので、FP1級の学科試験は一度も受けていません。
FP1級だけを目指すなら学科試験から挑戦する方法もありますが、わたしはCFP®にも挑戦したかったので、このルートを選びました。
でも結果的にCFP®と1級FP技能士の両方の資格を取得できたので、個人的にはこのルートを選んでよかったと思っています。
FP1級実技試験については、実際に受検したときの勉強方法や当日の様子まで、こちらの記事にまとめています。
▶ わたしのFP1級実技試験合格体験記 | 難易度・合格率・勉強法・おすすめ教材まで徹底解説!
どちらが正解というわけではないので、FP1級だけを目指すのか、CFP®にも挑戦したいのかを考えて、自分に合ったルートを選んでください。
FP1級の難易度・合格率|ほかの資格と比べて難しい?


FP1級を目指すとなると、やはり気になるのは、その難易度ではないでしょうか。
実際、FP1級の学科試験は合格率が低く、FP2級までとは難易度が大きく変わります。
とはいえ、学科試験と実技試験では合格率にかなり差があるので、FP1級の難易度については分けて考えたほうがいいかもしれません。
ここでは最新の合格率を確認しながら、ほかの資格と比べた難易度や独学でも合格できるのかについて解説します。
FP1級 学科試験の難易度・合格率
FP1級の学科試験は、FP資格のなかでもかなり難易度の高い試験です。
直近の合格率を見てみましょう。
| 試験 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2026年5月 | 3,488人 | 433人 | 12.41% |
| 2026年1月 | 4,338人 | 543人 | 12.51% |
直近では10人受けて1人程度しか合格できない水準となっています。
学科試験は「基礎編」と「応用編」に分かれていて、試験時間はそれぞれ150分。合計5時間という長丁場です。
さらにFP2級と同じ6分野から、より細かく専門的な内容まで出題されます。
【FP1級の学科試験が難しい理由】
- 出題範囲がとにかく広い
- FP2級より深い知識が求められる
- 計算問題や応用問題も多い
- 法改正などにも対応する必要がある
- 試験時間が長い
なお、わたしはCFP®経由でFP1級を取得しているので、FP1級の学科試験は受検していません。
なので、ここは経験談ではなく、公式に公表されている試験内容や合格率をもとに解説しています。
FP1級 実技試験の難易度・合格率
FP1級の実技試験は、日本FP協会ときんざいで試験内容が異なります。
| 実施団体 | 試験科目 | 直近の合格率 |
|---|---|---|
| 日本FP協会 | 資産設計提案業務 | 75.63%(2025年9月) |
| きんざい | 資産相談業務 | 84.35%(2026年6月) |
合格率だけみると、「実技は簡単なのでは?」と思ってしまいがちですが、受検しているのは学科試験合格者やCFP®資格審査試験6課目合格者であることをお忘れなく。
つまり、すでに一定以上の知識を持った人たちが受けて、この合格率ということになります。
わたしが受検したのは、日本FP協会の「資産設計提案業務」。実際に問題集を開いてみると、合格率だけを見て油断できる内容ではありません。
と言いつつ、CFP®資格審査試験6課目合格直後であれば、特に苦戦を強いられることなく合格できるはずです。論述問題以外は...(苦笑)
FP1級はどれくらい難しい?ほかの資格と比較
FP1級について調べていると、ほかの国家資格と比べてどっちらが難しいのか気になる方もいると思います。
資格は試験範囲や受験資格が違うため単純には比較できませんが、一般的な難易度のイメージを並べると以下のようになります。
| 資格 | 難易度のイメージ |
|---|---|
| FP3級 | |
| FP2級 | |
| 宅地建物取引士 | |
| FP1級 | |
| 行政書士 | |
| 社会保険労務士 |
FP1級と同じくらいの難易度として比較されやすいのが、行政書士などの難関国家資格です。
とはいえ、これはあくまで目安。FP1級は受検資格があり、もともとFP2級合格者や実務経験者などが受ける試験なので、合格率だけでほかの資格と難易度を比べることはできません。
個人的には、FP2級のちょっと難しい版くらいに考えてしまうと、その難易度に戸惑うような気がします。
FP1級は独学でも合格できる?
FP1級は独学で合格している方もいますが、学科試験の合格率からもわかるように決して簡単な資格ではありません。
わたし自身、CFP®経由でFP1級を取得しているため、自信を持って「FP1級は独学でも大丈夫!」とは言い切れません。
ちなみにわたしは、資格対策ドットコムのFP2級資格対策講座を利用してFP2級に合格しました。
FP3級の合格からずいぶん時間を空けての受検でしたが、講座を利用することで効率よく学習を進めることができ、一度の受検で合格できました。
FP1級はFP2級よりさらに深い知識が求められるため、独学に不安がある方は通信講座を利用するのもおすすめです。
資格対策ドットコムにはFP1級資格対策講座もあるので、気になる方はチェックしてみてください。▼▼▼
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FP1級とCFP®はどちらが上?実際に両方取得して感じた違い


実際のところ、FP1級とCFP®はどちらが上なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
わたし自身、CFP®と1級FP技能士の両方の資格を保有していますが、結論からいうと、どちらが上とは単純に決められないと思っています。
同じFPの最上位資格に位置づけられているとはいえ、それぞれ特徴が違います。
ここでは制度上の違いだけでなく、実際に両方を取得して感じた違いについても解説していきます。
FP1級とCFP®の違い【比較表あり】
まずは、FP1級とCFP®の主な違いを比べてみましょう。
| 比較項目 | FP1級 | CFP® |
|---|---|---|
| 資格 | 国家資格 | 民間資格・国際資格 |
| 資格名称 | 1級FP技能士 | CFP® |
| 資格更新 | なし | あり |
| 継続教育 | なし | あり |
| 特徴 | FP技能検定の最高等級 | 世界共通水準のFP資格 |
大きな違いの一つが、資格取得後の更新制度です。
1級FP技能士は一度取得すれば資格更新はありませんが、CFP®は継続教育単位を取得し、定期的に資格を更新する必要があります。
CFP®認定者には継続的に知識を学ぶことが求められるため、資格を取得してからも勉強は続くのです。
とはいえ、税制や社会保障制度などが変わっていくなかで、勉強を続けるきっかけになるのは、わたしのようなサボりグセがある人には良いところでもあります(苦笑)
CFP®の難易度や合格率、受験資格などについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ CFP®資格とは?難易度・合格率・受験資格を徹底解説|AFP・1級FP技能士との違いも比較
FP1級とCFP®は結局どちらが上?
では、結局FP1級とCFP®はどちらが上なのでしょうか。
わたしは、資格に優劣はないと思っています。
FP1級は国家検定であるFP技能検定の最高等級、CFP®は世界各国・地域で認定されているFPの上級資格です。
そもそも資格の仕組みが違うため、単純に上下をつけるのは難しいのです。
- FP1級:国家資格としてわかりやすく、資格名だけでも伝わりやすい。
- CFP®:取得後も継続して学ぶため、FPとして知識をアップデートしやすい。
実際に両方取得してみると、それぞれの資格には違った良さがあります。
CFP®取得後にFP1級も取得してよかった?
わたしは、CFP®資格審査試験6課目に合格したあと、FP1級の実技試験を受検して1級FP技能士を取得しました。
個人的には、1級FP技能士まで取得できてよかったと思っています。
CFP®とFP1級には、それぞれ違った価値があります。名刺には「1級FP技能士・CFP®」の両方を記載し、普段はCFP®のバッジをスーツにつけて仕事をしています。
とはいえ、CFP®は資格を維持するための費用や継続教育が必要ですが、FP1級は一度取得すれば更新の必要がありません。
今はCFP®を更新していますが、将来退職などをきっかけに更新しなくなったとしても、国家資格である1級FP技能士は残ります。
これが、わたしがCFP®取得後にFP1級まで取得してよかったと思う最大の理由です。
まとめ|FP1級はFP資格の最高等級となる国家資格


今回は、FP資格の最高等級となるFP1級について、受検資格や難易度・合格率、CFP®との違いなどを解説してきました。
FP1級は決して簡単な資格ではありません。でもだからこそ、挑戦する価値がある資格だと思っています。
少なくともわたしは、1級FP技能士まで取得できて、本当によかったです。
「FP2級まで取ったけれど、ここで終わるのは少しもったいない」「もっと深く勉強してみたい」と感じている方は、FP1級を次の目標にしてみてはいかがでしょうか。
また、独学で不安を感じている方は、通信講座もおすすめです。
わたしもFP2級では資格対策ドットコムの講座を利用して合格しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。










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