こんにちは、ファイナンシャルプランナーの hiro です。
ファイナンシャル・プランナー(FP)とは、顧客の将来の夢や目標を達成するために最適な資金計画や資産設計を立てて、適切なアドバイスやサポートを行う「お金の専門家」です。そして、これらを行うために、金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度などのお金に関する幅広い専門的な知識を有していることを証明できるのが FP資格となります。
FPの資格試験では、日々の生活に直結するお金の疑問が多く出題されるため、銀行などの金融機関や証券会社、生命保険会社などの金融業界にお勤めの方はもちろんのこと、最近ではそれ以外の一般のサラリーマンや主婦の方、学生などあらゆる世代に人気の資格となっています。
FPの資格を取得された方で「せっかく取得した FP資格を収入アップに活かせないか?」と考えた方は多いのではないでしょうか。
今回は、FPの 3大業務と呼ばれる「相談」「講演」「執筆」のなかから副業として経費をかけずに気軽に始めやすい執筆ビジネスについて解説していきます。
- FP資格を副業として新たな収入源を生みたい
- 執筆ビジネスの始め方を知りたい
- 副業をする際の注意点を確認したい
FP資格を活かした副業を検討されている方は参考にしていただければ幸いです。
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FP資格を活かした執筆活動で副業する魅力
ファイナンシャル・プランナー(FP)というと、顧客の将来の夢や目標を達成するために最適な資金計画や資産設計を立てて、適切なアドバイスやサポートを行うイメージがありますが、じつは執筆業務もFPの 3大業務の一つに数えられています。
ここでは、FP資格を活かした執筆活動で副業する魅力を紹介します。
以下で詳しく解説していきます。
コストをかけずに始められる
FP資格を活かした執筆活動で副業を行うにあたって、人を雇ったりオフィスを借りるなどの必要がなく、初期費用やランニングコストがかからないため、軽い気持ちで副業を始められることは大きなメリットとなります。
例えば物販や転売を副業とする場合、仕入れ費用がかかったり、もちろん売れなければ在庫として残ってしまいます。
執筆活動では、基本的には一人でもくもくとパソコンの画面と向き合って作業することになるので、誰かに気を使うでもなくパソコンとインターネット環境があれば、すぐにでもスタートすることができます。
在宅・スキマ時間でも稼げる
FP資格を活かした執筆活動での副業では、時間や場所にとらわれることがありません。自分の好きな時間に好きな場所で作業を進めることができます。
もちろん納期が決められている場合は、納期に間に合うように作業を進める必要はありますが、週末に集中して行うのも、平日の夜に少しずつ行うのも、自由にスケジュールを決めて作業を進めることができます。
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知識・経験を得ることができる
FP資格を活かした執筆活動での副業を行うことによって、会社に依存しない働き方を身につけることは大きな経験として、退職後の生活や独立・起業など今後の働き方に活かされることでしょう。
また、私もブログ運営をしているからですが、記事執筆を行ううえで、誤った情報を発信しないよう十分に情報を集めたうえで作業を進めています。FP資格を活かした執筆を行ううえで集められた情報は知識となり、これを足がかりとした独立・起業はもちろんのこと、自らのライフプランニングにも役立てることができます。
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おすすめのFP資格を活かした執筆活動で副業
「相談」「講演」「執筆」は FPの 3大業務と呼ばれています。なかでも執筆業務に関しては雑誌記事や書籍の執筆のほか、Web媒体での記事執筆、他者が執筆した原稿等を監修・校閲する業務も含まれます。最近では、お金に関する情報を提供する Webメディアで FPが執筆などをすることが増えてきています。
以下で詳しく解説していきます。
Webライターとして記事の執筆・監修
FPの資格を活かせる執筆活動での副業として、記事の執筆を行うライター業を行うFPは多くいます。
記事の執筆を受注する方法として、一般的には「クラウドソーシング」に登録される方が多いようです。
クラウドソーシングとは、インターネットを通じて複数の人々(クラウド)にタスクやプロジェクトを委託する方法です。自社では困難なタスクを外部の人々に依頼し、彼らが提供するスキルや専門知識を活用することができます。
クラウドソーシングでは、お金に関する記事の執筆が頻繁に募集されています。お金に関する記事は特に専門性と正確性が求められる分野です。より上位のFPの資格を保有することで、ほかのライターよりも優先して仕事を受注できることでしょう。
FP資格を活かした金融系のWebライターでは、文字単価は 2円から 3円程度の案件が多いようです。ただし、経験を積むことで文字単価 5円以上の案件を獲得することも難しくないようです。
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アフィリエイトブログ運営
FPの資格を活かせる執筆活動での副業として、ブログ運営を行うことで Googleアドセンス広告やアフィリエイト記事などで収入を得ることができます。
FP資格を活かしたブログに限らず、ネット広告(アフィリエイト)業界は競合が多く、短期間で収益化を図れるものではないため、なかなか収益に結びつかず苦しいなかでもコツコツと継続できる方におすすめです。
30%以上のブロガーは 1円も収益化ができない一方で、1割弱のブロガーは月 100万円以上稼いでいる業界です。本業以上に稼げるチャンスがあります!
また、ブログ運営をされる際には、 “YMYL”と”E-E-A-T(旧 E-A-T)” は押さえておきましょう。
YMYLとは、「Your Money Your Life」の略称で Googleが検索の評価基準をまとめた「検索品質評価ガイドライン」の項目の一つです。お金や医療・健康などの検索ユーザーの人生に大きな影響を与える可能性があることから、その内容が正確で信頼性があり、高い品質が求められます。
E-E-A-T(旧 E-A-T)とは、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の略称で、YMTLの領域においては特に重視されています。
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副業の注意点
魅力ある FP資格を活かした執筆活動で副業ですが、開始するにあたって注意しておかなければならない点があります。
知らなかったでは済まされない場合があるので、副業を始める前に必ず確認しておきましょう。
会社の就業規則違反
働き方改革の多様化を促進するなかで、副業・兼業などの柔軟な働き方しやすい環境整備が進められていますが、現在でも会社の就業規則で「副業禁止」とされている企業は多くあります。
仮に「副業禁止」の企業に勤めているにもかかわらず副業を始めてしまうとバレたときになんらかの処分を受けるリスクがあるため、やらないほうがいいでしょう。
副業を検討される際には、所属する企業の就業規則を必ず確認しましょう。
確定申告が必要となる点もあわせて確認しておきましょう。
著作権の侵害
著作権法は、公表された著作物に対する著作者の権利保護を目的とする法律です。著作物とは書籍や雑誌、新聞記事などであり、著作物を流用する場合には、原則として著作者や出版社など権利者の許諾を得る必要があります。
執筆活動において公表された著作物を引用する場合も、違法な引用とならないよう注意が必要です。
- 引用が必要不可欠であること
- 引用する部分にはカギ括弧などをつけて引用すること
- 引用する著作物と自分の著作物の主従関係が明確であること
(あくまで自分の著作物が「主」で引用する著作物は「従」) - 著作者名や出典名・出所名を明示すること
なお、法令・条例・通達・判例などには著作権がないので、自由に引用することができます。
業務独占資格に注意
業務独占資格といって、その資格を有する者でなければ携わることを禁じられている業務を、独占的に行うことができる資格があります。保有していない資格の独占業務を行ってしまうと刑罰に処せられる場合もあるため注意が必要です。
主な業務独占資格は以下のとおりです。
生命保険募集人 | 証券外務員資格 | 税理士 |
---|---|---|
生命保険の募集(販売)をするためには必須の資格です。 | 国債や投資信託、株式、信用取引などを販売・勧誘していくうえで必須となる資格です。 | 税務代理、税務書類の作成、税務相談などを独占業務としています。 |
生命保険を募集(販売)するためには一般社団法人生命保険協会が主催する生命保険一般課程試験に合格後に、内閣総理大臣(金融庁長官に権限を委任)の登録を受ける必要があります。 | 外務員資格試験の合格後に日本証券業協会へ外務員登録申請を行い、外務員登録を受ける必要があります。 | 税理士試験合格後に日本税理士会連合会の「税理士名簿」に登録する必要があります。 |
資格を持たない FPが、問い合わせなどから個別具体的な相談を受け、意見を述べたり教示したりした場合は法律に抵触するおそれがあります。したがって、相談内容を一般的な説明にとどめておき、法律に抵触することがないよう十分な注意が必要となります。
まとめ | FP資格を活かした執筆活動で副業
今回は、FPの 3大業務と呼ばれる「相談」「講演」「執筆」のなかから副業として経費をかけずに気軽に始めやすい執筆ビジネスについて解説させていただきました。
FP資格を活かした執筆活動で副業を行うにあたって、人を雇ったりオフィスを借りるなどの必要がなく、初期費用やランニングコストがかからないため、軽い気持ちで副業を始められ、自分の好きな時間に好きな場所で作業を進めることができるなどたくさんのメリットがあります。
副業する際には注意点を確認し、せっかく取得したFP資格なので収入アップに活かしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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