こんにちは、ファイナンシャルプランナーの hiro です。
ファイナンシャルプランナー(FP)とは職業であり、金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度などの幅広い専門知識を有した「お金の専門家」です。
「FP」と聞いて、具体的にどのような仕事があるのか、資格を取得すると本当に収入につながるのか、イメージしづらい方は多いのではないでしょうか。
FPの働き方は、銀行や証券会社などに所属する形だけではありません。独立や起業という道もあれば、本業を続けながら副業として知識を活かす道もあります。最近は、相談業務に限らず、講演や執筆といった形で収入を得るFPも増えています。
そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの仕事内容を整理しつつ、独立・起業・副業といった働き方で、どのように収入につなげていけるのかをわかりやすく解説します。
- ファイナンシャルプランナーの仕事に興味・関心がある
- FPで独立・起業を考えている
- FPを副業として新たな収入源を生みたい
この記事では、FP資格を仕事や副業収入につなげるための現実的な考え方を解説しています。ぜひ最後までお読みください。
・1級FP技能士
・CFP®認定
・金融業界在籍29年
・営業職28年経験
長年培った知識・技術・経験を基に情報発信します。


春を告げる通信
運営者 FP hiro
ファイナンシャルプランナーの仕事とは?


ファイナンシャル・プランナーは、相談者の将来設計に寄り添いながら、資金計画や資産設計について助言・サポートを行う職業です。金融や税制、不動産、保険、年金といった知識を横断的に活かし、人生全体を見据えたアドバイスを行う点が特徴といえます。
FPの仕事は幅広くありますが、「相談」「講演」「執筆」は、FPの3大業務と呼ばれています。それぞれ収入の得方や働き方が異なるため、独立や副業を考えるときには、これらの違いを理解しておきましょう。
相談業務|FPの収入の柱となる仕事
相談業務は、個人や法人を対象に行うFPの基本的な仕事です。ライフプランニングや老後資金の設計をはじめ、相続や事業承継、資産運用、税金、保険、不動産など、相談内容は多岐にわたります。
【相談業務】個人相談・法人相談など
とはいえ、すべての分野に同時に対応するのは簡単ではありません。そのため、金融機関や証券会社、保険会社、不動産会社など、これまでの実務経験を活かせる分野を軸に相談対応を行うFPが多い傾向にあります。
また、地域のFPや士業などの専門家と連携し、得意分野を補い合いながら相談に対応するケースも見られます。相談業務では知識だけでなく、相談者の話を丁寧に聞き、誠実に向き合う姿勢が信頼獲得につながります。結果として、継続的な依頼や紹介が生まれやすい点も特徴です。
真摯な姿勢で相談者と向き合うことがなにより大切です。
講演業務|専門性を活かして知名度を高める仕事
講演業務は、企業や学校、自治体などでセミナーや講演を行い、講師料を得る仕事です。生活者向けのマネーセミナーから、専門家向けの研修まで、テーマや対象はさまざまです。
【講演業務】生活者向けセミナー・企業監修など
FP講師として登録することで、講演依頼を受ける形が一般的です。さらに、CFP®資格を取得すると、日本FP協会の認定者検索システムに登録でき、実績やホームページ情報を掲載することが可能になります。これがきっかけとなり、講演依頼につながるケースもあります。
講演業務にご興味がある方は、CFP®資格を取得しておくことで幅が広がります。
講演業務は、収入だけでなく、自身の専門分野や実績を広く知ってもらえる点が大きなメリットです。将来的に相談業務や執筆業務へ展開したいFPにとっても、相性のよい仕事といえるでしょう。
執筆業務|在宅で取り組めるFPの仕事
執筆業務は、雑誌や書籍、Webメディアなどで記事を執筆したり、原稿の監修や校閲を行ったりする仕事です。近年は、Web上でお金に関する情報を発信する媒体が増え、FPが執筆に関わる機会も広がっています。
【執筆業務】原稿・書籍の執筆・Web記事の執筆・監修・校閲など
とはいえ、執筆業務を主軸にしているFPは多くありません。その理由として、文章を書く難しさや、収入が安定しにくい点が挙げられます。日本FP協会の調査でも、年間の執筆料や監修料はほかの業務と比べて低い水準にとどまる傾向があります。
▶ 日本FP協会
それでも、執筆業務には在宅で取り組める点や、自分のペースで仕事ができるという大きな魅力があります。特に副業としてFP資格を活かしたい方にとっては、理想的な働き方の一つです。
なお、Web記事を執筆する際には、検索エンジンが重視する品質基準への理解が欠かせません。お金に関する情報は、利用者の人生に影響を与える可能性が高いため、経験や専門性、信頼性を意識した情報発信が求められます。
Web記事執筆では 「YMYL」と「E-E-A-T(旧 E-A-T)」 は押さえておきましょう。
FPの仕事は組み合わせ次第で可能性が広がる
FPの仕事は、一つの業務に限定する必要はありません。相談、講演、執筆を組み合わせることで、収入源を分散しながら働くことも可能です。独立や副業を考える場合は、自分の経験やライフスタイルに合った形で仕事を選び、少しずつ広げていくことが成功への近道といえるでしょう。
FPは独立・起業できる?


FP資格を取得すると、独立や起業という働き方を一度は考える方も多いのではないでしょうか。実際、FPは資格を活かして個人で事業を立ち上げることが可能な職種の一つです。ただし、資格を持っているだけで安定した収入を得られるわけではなく、事前準備や戦略が欠かせません!
ここでは、FPとして独立・起業するまでの基本的な流れと、メリット・デメリット、成功するために意識したいポイントを整理して解説します。
FPとして独立・起業するまでの流れ
FPの独立・起業は、思いつきで始めるのではなく、段階的に準備を進めることがとても大事!一般的には次のような流れになります。
まずは、自身のこれまでのキャリアや実務経験、強み、人脈を整理します。そのうえで、どの分野を軸にするのか、相談業務や講演、執筆など、どこをキャッシュポイント(収入源)にするのかといった事業の方向性を明確にします。独立後の働き方を具体的にイメージすることが、この段階では欠かせません。
独立・起業には、少なからず資金が必要になります。オフィスを構えるのか、自宅開業にするのか、人を雇うのかなどによって、必要な資金は大きく変わります。
事業コンセプトや提供サービス、集客方法、収支の見通しを整理し、事業計画を作成しておくと安心です。日本政策金融公庫が公開している創業計画書は、事業計画を考えるときの参考になります。
開業前には、事務所の確保やネット環境の整備、必要な備品の準備など、実務的な準備も進めていきます。オンライン相談を中心にする場合でも、通信環境や業務ツールの整備は重要です。開業日からスムーズに業務を始められるよう、余裕を持って準備を進めましょう。
個人事業主として独立する場合は、税務署に個人事業の開業届出書を提出します。原則として、事業開始から一か月以内の提出が必要です。詳細な手続きについては、国税庁の公式情報を確認しておくと安心です。
FPとして独立・起業するメリットと注意点
独立系FPは、相談者の資産状況やライフスタイルに合わせて、資産形成や相続対策などを総合的にサポートします。金融機関に所属するFPと比べて、商品選びや提案内容の自由度が高く、相談者に寄り添ったアドバイスを行いやすい点が特徴です。
とはいえ、独立はすべてが自己責任。収入は時間単価や成功報酬が中心となるため、安定するまでには時間がかかることも珍しくありません。
- 働く時間や業務内容の自由度が高い
- 特定の商品に縛られずに提案できる
FPとして独立・起業を成功させるポイント
独立後につまずきやすいのが、実務対応と集客です。準備不足のまま開業すると、相談に十分対応できなかったり、思うように顧客が集まらなかったりするケースもあります。
成功のために意識したいポイントは2つあります。
- 自身のキャリアや実務経験を活かす
- 綿密な営業戦略を立てる
まずは、これまでの実務経験や得意分野を活かすことです。最初から幅広い分野に対応しようとせず、経験のある分野を軸に専門性を高めていく方が、信頼を得やすくなります。また、地域のFPや士業などと交流し、人脈を広げておくことも実務上大きな助けになります。
そして、集客を意識した営業戦略を立てることも大事。ホームページの開設は必須で、ブログやSNSを活用した情報発信も有効です。自分の考え方や専門分野を継続的に発信することで、相談や仕事の依頼につながりやすくなります。
FPの副業は何がおすすめ?在宅でできる仕事


FP資格を取得したあと、資格を活かして副業収入を得たいと考える方は少なくありません。ただし、実際には相談業務や講演業務はハードルが高く、すぐに副業として始めるのは難しいケースも多いのが現実です。
その点、在宅で始めやすく、初期費用をかけずに取り組める仕事として注目されているのが執筆業務です。FP資格を活かしながら、本業と両立しやすい副業の代表例といえるでしょう。
FP資格を活かした副業に興味がある方のなかには、そもそも副業自体が初めてという方もいるかもしれません。どんな副業があるのかも知っておきたい場合は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。▼▼▼


FPの副業に執筆業務がおすすめな理由
執筆業務とは、雑誌や書籍、Webメディアなどでお金に関する記事を執筆したり、原稿の監修や校閲を行ったりする仕事です。近年は、金融リテラシーへの関心が高まっていて、Webメディアを中心にFPによる記事執筆のニーズが増えています。
特に、資産運用や保険、税金、年金といった分野は、専門性と正確性が強く求められます。そのため、FP資格を持っていること自体が、仕事を受注するときの大きな強みになります。
執筆案件を受注する方法としては、クラウドソーシングサービスに登録するケースが一般的です。インターネット上で案件を探し、条件が合えば応募する形になるため、営業経験がなくても始めやすい点が特徴です。
なかでも、金融や専門性のある記事案件を扱うことも多いクラウドソーシングとして、Craudia(クラウディア)があります。
Craudia(クラウディア)の特徴や口コミ、登録方法については別記事で詳しく解説しているので、あわせて確認してみてください。
▶ クラウドソーシング・Craudia(クラウディア)の特徴は?口コミ・評判や登録・退会手順などを詳しく解説!
FP資格を保有していることで、同じライター案件でも信頼性が評価されやすく、未経験者よりも有利に仕事を獲得できる可能性があります。上位資格を取得している場合は、より専門性の高い案件を任されることも期待できます。
FPが副業で執筆業務を行うメリット
執筆業務の最大のメリットは、在宅で自分のペースで取り組める点です。時間や場所に縛られにくく、本業の空き時間や休日を使って作業できるため、副業として非常に相性がよい働き方といえます。
また、人を雇ったり、事務所を借りたりする必要がなく、パソコンとネット環境があれば始められる点も大きな魅力です。初期費用や固定費がほとんどかからないため、リスクを抑えながら副業に挑戦できます。
さらに、執筆を通じて専門分野の知識が整理され、自身の理解が深まるという副次的なメリットもあります。書いた記事が実績として積み重なれば、単価の高い案件や監修業務につながる可能性もあります。
将来的に独立や起業を目指しているFPにとっては、執筆業務が実績づくりや認知度向上につながる点も見逃せません。副業として始めた執筆が、相談業務や講演業務へのステップになることもあります。
FP副業は無理のない形から始めることが大切
FPの副業は、いきなり大きな収入を目指すものではありません。まずは在宅で始めやすい執筆業務から取り組み、経験と実績を積み重ねていくことが現実的です。
本業を続けながら、無理のない範囲で資格を活かせる副業を選ぶことが、長く続けるためのポイントといえます!
まとめ|FP資格を仕事につなげる考え方


今回は、ファイナンシャルプランナーの仕事内容を整理しながら、資格をどのように仕事や収入につなげていくかを解説してきました。
ファイナンシャルプランナーの仕事は、相談業務を軸に、講演や執筆などへ広げていくことができます。資格を活かして独立・起業を目指す場合は、実務経験を積みながら専門性を高め、人脈づくりや営業戦略に取り組むことが欠かせません。
とはいえ、いきなり独立するのが不安な場合は、副業から始めるのも現実的な選択です。特に執筆業務は在宅で取り組みやすく、本業と両立しながらFP資格を収入につなげやすい方法といえるでしょう。
FP資格を活かして副業収入を得たいと考えている方は、在宅でスキマ時間を活用できる執筆ワークから検討してみてください。具体的な始め方や仕事の探し方については、こちらの記事で詳しく解説しています。▼▼▼


FP資格は、取得して終わりではなく、活かし方次第で仕事の幅や収入の可能性を広げることができます。
今の生活や将来のキャリアを思い浮かべながら、できそうなことから少しずつ始めてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。










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